吉岡 直希
建築専攻
橋本研究室
コンピュータを使ってシミュレーションすることで得られるかたちに興味があった。
また、かっこよくデザインされたものであっても、
使っているうちに劣化してしまって変形してしまって、いつからか、かっこよくなくなるタイミングがあって、
現実世界は、もっと流動的で、不定形で、リアルで、という気持ちもあった。
さらに、そのかっこよくなくなってしまったかたちを、普通の CAD の、普通のモデリング方法では、
モデリングできないモデリングしにくいというもどかしさも感じていた。
それらを踏まえてこれらの物体群を、物理シミュレーションし、2次元展開し制作した。
・脱ぎ捨てられ椅子にかけられた服
・使い古されて潰れかけた紙袋
・もし柔らかい物体を置いたらという、什器