ウチノマユコ
ランドスケープ専攻
吉村研究室
地形の魅力を conscious に引き出す装置としてのインスタレーション。
日常的な町並みを浮世絵の手法で切り取り、高低差から生まれる眺望、坂道や川、池といった土地の特徴を際立たせる。
地元国分寺の風景は崖線で形成された起伏に富んだ景観だが、「懐想角」はその特色を魅せるだけでなく、フレームの中の景色に向けられた consciousness(意識)によって、 身近な情景に結び付いた思い出、ノスタルジー、感傷をも呼び起こす。