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多摩美術大学 環境デザイン学科

卒業制作展 2018



「cross section chairs」


田中 幸穂


インテリア専攻

湯澤研究室


他素材にはない木材の最大の魅力は、樹種の多さによる違いはさることながら、切る面などの加工の仕方によっても色や木目等の様々な表情を見せる点にあると考える。私はその中でも木の断面に主に着目し、材や加工の違いを感じる椅子を制作した。

同じ木材での違った木目の見え方をみせるために、座面は木口が表に、背もたれは木の側面が表になるようにしている。また座面・背もたれ共に曲面を作ることで、木目の変化に広がりを持たせた。


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左の椅子の座面・背もたれは18mm厚のシナランバーコア合板を使用、右の椅子の座面・背もたれは90mm角の杉角材を使用、脚はどちらもパイン無垢材を使用している。



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シナランバーコア合板の椅子 座面詳細



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シナランバーコア合板の椅子 背もたれ詳細



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杉角材の椅子 座面詳細



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杉角材の椅子 背もたれ詳細



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